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博士の研究と生活

2013年の日記。「新潮」2014年1月号、蓮実重彦「『ボヴァリー夫人』論」を読む。

158ページ、「批評的なエッセイ」をめぐって。

220ページ注(1)には「テクストをめぐるテクスト」について。批評は常に書かれたものの批評である限り時間的に後に来るものである。しかし批評は時間的な遅れによる「二次的」な言説、中心化された意味の解釈ではなく、周縁部分の細部を浮かび上がらせることによりその遅れから批評性を救い出す。

アルチュセールならこれを徴候的な読解と言うだろう。

粟谷佳司